■ズレすぎちゃって困るの〜


次に、各距離での誤差範囲を図にしてみましょう、私(以下略)。



前ページは35kmの距離で、最大誤差、が条件のお話でした。
ここでは、各距離での最大誤差(測定精度)を見てみましょう。
図では一つの線分が200m、戦艦クラスの全長と
同じ長さのブロックを意味します(矢印部は除く)。

砲撃の誤差とか、バラつきというと、円や楕円に散布したものが一般的ですが、
測距儀でずれるのは距離だけですので、その範囲は直線になります。
ちょっと珍しい図です。
当然、左右方向、方位誤差もあるんですが、
先に書いたようにその誤差は8(16)〜20(40)mと、
船体の幅とほぼ同じかそれ以下の長さですので、
まあ、誤差の範疇で無視していいでしょう。

で、実は、最大値ばかり見てると、若干ピントハズレな面があります。
おそらく現場での実感は、その平均値のあたりが
「どうもこのくらい精度悪くないか?」
という数字になるはずです。
実際、上記のようなデータがあった場合、
最大●●m、最低●mといった表記ではなく、通常、平均●mと表記されるはず。
なので、その数字も入れておきました。

が、まあ、どっちにしろ、水平線の向こう、25km以上はちょっと絶望的な誤差。



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