■第十章 ステルス機とF-22


■連載の終わりに

「F-22への道」という記事を最初に連載したのは2009年の11月から2013年6月28日までの3年半でした。途中で旅行記などによる中断を含みながらですが、それでもうんざりするほど長い連載であり、終わった時は安心したし、二度とやりたくないと思ったのをよく覚えています。
その後、おかげさまで当サイトでも人気記事の一つとなり、累計の閲覧数は15万を超えてました。



そして連載終了からちょうど5年、2018年の6月から始めたこの新版「F-22への道」は、ある必要から全体をもう少し読みやすく構成しなおそう、と思ったのがきっかけでした。

ところが5年ぶりに全体を読み直してみると、思いつくままに話があちこちに飛ぶ上に、説明も不十分、当時は私も資料が無くて適当に誤魔化してる部分が多いなど、あまりに判りにくい内容に、どこの馬鹿だこんな記事を書いたやつ、おのれ許さん、と頭に血が上ってしまいました。でもって、まずは最初の戦略爆撃の話だけでも全面的に書き直そう、と思い立ったのでした。



が、一度頭に登った血はなかなか降りて来ず、読めば読むほど腹が立つ内容であり、こうなったら全部書き直してやる、と思い立ったのでした。当初は一度は書いた記事なんだから、2018年中に余裕で終わりだろう、と考えていたのですが、ほぼ全面的にイチから書き直したため、必要以上に時間がかかってしまい(以前の記事を流用してるのは全体の2割以下)、結局、書き終わったのは2019年5月で、事実上、丸一年掛かってしまったのでした。以前は「F-22への道」に含まれていたOODAループ編を分離してもこれですから、えらい作業量だったわけです。

それでも人に見せても恥ずかしくは無い、という段階まで記事を書き直せたので、本人としては満足です。と同時にもう二度とやりたくない、という感じなので、さすがにこれが最後の修正でしょう。
とりあえず、この長いお話に最後までお付き合いいただたいた皆さんお礼を申し上げ、この記事を終わりにしたいと思います。



では、この記事はここまで。

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