■LX-100 vs LX-7 その2

さて、お次は夜景撮影能力。
実はLX-100ではレンズが少し暗くなってます。
(LX-7がF1.4、LX-100がF1.7)

その代わり、感光部が大型化、レンズもバケモノか、
というくらいのサイズになっておりました。
当然、表面積が増えた分、取り込める光量は増えてるわけで、
これがどこまでレンズの暗さをカバーできるのか。

ついでに、夜景を撮る一つのポイントのISO感度も注目。
これを上げるほど明るくなりますが、その代わり画像の細部が潰れてゆきます。
LX-7ではISO200が実用限度でしたが、
LX-100ではISO400まで十分、実用となりました。
(あくまで私基準。人によっては800程度までならまず気にならないと思う)

ここら辺りも踏まえて、露出補正最大、それぞれの限界ISO(200&400)
そして同じシャッター速度(1/15)で撮影するとどうなるか。

■LX-100




■LX-7



これはLX-100の圧勝ですね。
上の写真では判り難い気もするので、細部のアップを下に載せておきます。

 

左がLX-7で、右がLX-100。
ISOを200から400にしただけでは、これだけの差は出ませんから、
感光部を大きくしてレンズを巨大化した成果でしょう。
特に右の家の周りの木がキチンと緑色に写ってるのがスゴイ。
LX-100、キチンと正当進化してくれてるな、とうれしくなる。



ちなみに今回はあくまで画像比較用なので大人しくしてますが、
その気になれば、シャッター速度をさらに落とし、少し画像の明度をいじるだけで、
こんなB級SFな感じの写真が簡単に取れてしまいます、LX-100。
いやもう、ムハハハ、と言う他ありませぬ。


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