clock.png 2023年11月
2023.11.27
記録ずくめ

F-1最終戦、レッドブル事実上ホンダ、フェルスタッペン勝利でついに1988年のマクラーレンホンダの勝率を破りました。これだけレース数が増えてしまうと、もう永遠に無理だろうと思ってましたが…。あとは全勝しかないので、この記録は多分、もう破られないと思います。

当然、開催数が史上最大級なのでチームもフェルスタッペン選手も勝利数、連勝数でぶっちぎりの新記録な上に、勝率でも全て新記録ですからF-1の勝利記録がこの一年で全て書き換えられてしまった事になります。すごい一年でした。それを達成したのがホンダエンジンなのも素敵。もう速攻で国家として回収し国宝に指定、従四位を贈位の上で栃木県内に本田内燃機関権現神社を設立すべきでしょう。無機物がご神体なのは普通ですし。

角田選手、最終戦は8位。普通にやってりゃ余裕で6位だったのに、ホントにアルファタウリの戦略屋、イタリア中で最も馬鹿な男をわざわざ選び抜いたんじゃないの、というお粗末さでした。ホントにもっとまともなチームで走らせてあげたいなあ。正直、ワールドチャンピオンを獲れるかは微妙ですが、まともな車に乗れば年数回は確実に勝てる才能があるのに。

2023.11.20
21戦20勝

F1ラスベガスGP、あの環境でレースやったらそうなるよねという大荒れの展開の中、あらゆるトラブルに巻き込まれつつも終わって見ればフェルスタッペンがきっちり勝利してました。この人の才能、歴代F1ドライバーの中で最強じゃないかと改めて思います。セナと同じレベルの速くて賢くて勝利に貪欲なドライバーであり、そんな二人がどちらもホンダエンジンでチャンプを獲ってるのはステキ。

後は最終戦のみですが、これに勝てば1988年のマクラーレンホンダの勝率、あの伝説の16戦15勝の93.75%を破れますぜ。その伝説を破るのがこれまたホンダエンジン。頑張って欲しいと思いまする。

ついでにほぼ全てのレース関係者が「アメリカの皆さんが靴を舐めろと言ったら喜んで舐めさせていただきます」的な気持ち悪い発言に終始していた今回のレース。その中で気に入らんものは気に入らんと言い、その上でレースに勝ち、最後は見に来てくれたお客さんにお礼を言って終わらせたフェルスタッペン、あの若さで大したものだと思いました。というか関係者の皆さん、そんなにリバティーメディアが怖いの?醜悪だったよ、今回のGP期間の皆さんの言動。

角田選手はまたも流れが来ずというか、なんとかしようよ、アルファタウリ。技術的な問題もそうだけど、全体がお粗末すぎ…。もうちょっとマトモなチームで走ってもらいたいなあ、と切に思います。大幅なチーム体制の変更がある来年に期待か。

最後に前戦からDAZNを止めて海外配信で見てるんですが、FIA公式放送における英語放送のアナウンサーの程度の低さに驚く。解説と合わせて田舎の競馬中継みたいな内容で、英語圏の連中はこんな頭の弱い内容でレースを見てるのかと同情する。やはりサッシャさんと中野さんコンビはすげえんだよね、と思う。まあ英語圏の放送も、BBC時代の中継とかはかなり丁寧で好感が持てるんですが。

2023.11.19
足尾

この春に手術したダメ人間兼コック、ようやく投薬治療も終わり、経過観察も後は年に一回程度で良し、となったの完治祝いに日帰り旅行に招待する。行き先はステキなロマンチック空間、足尾銅山。なぜなら私が行って見たかったから。全額私が金払うんだ、行きたいとこに行かせてもらようのよ。とりあえず旅行記にまとまるほどではないな、という感じだったので日記でまとめておきます。

日本初の公害元凶の地として有名な足尾銅山、実は風光明媚な日光の南側に位置しており、中禅寺湖から直線距離で8kmほどしかありませぬ。このため首都圏からだと東武鉄道の特急を使って日光に入ってしまい、そこでレンタカーを貸りれば片道3時間半ほどで到着となります。ただし今回は東武の下今市駅にあるSL展示場の機関区車庫と転車台も見たかったので下今市で下車、そこからレンタカーで移動としました。

結論から言ってしまうと足尾銅山は、まあ予想通り(笑)。昭和から平成に片足突っ込んだ時代の展示でした。ただし鉱山の大動脈である通洞口へと向かう本物の鉱山用トロッコ列車に乗れます。これはちょっと感動。ただし距離はかなり短いです。あと足尾の鉱山関係者の皆さんが造った施設だから仕方ないのでしょうが、公害関係への言及がほとんどない、という施設でもありました。まあ戦後は大分収まってはいたんですが。

ただし足尾銅山には本山製錬所跡というどう見ても悪の組織がワルワル研究やってるとしか思えん建物群とか、もう一つの主要坑道である本山坑などが未だに未整備のまま放置されてるので、あれらを整備すれば一大観光地になれると思うんですけどね。日光から車で30分足らずの距離ですし(いろは坂の入り口で西に分岐する)。

ついでに見て来た下今市の東武鉄道SL秘密基地も面白かったです。東武のSLはほぼ毎日運行なんですが、夕方に車庫に行くと、転車台を使って機関庫に入れる作業を見学できるのです(午後4時以降)。蒸気機関車、思った以上に繊細な動きが出来るんですね。

2023.11.15
21世紀の娯楽

最近面白かったもの。

ドリームワークス版の3Dアニメ、「靴をはいた猫」の新旧2作。
正直、存在すら知りませんでしたが、AmazonのPrime Videoに入っていたので観たところ、思いのほか面白かったです。スパイダーバースといい、ピクサー以外のアメリカアニメ、結構秀作が増えている気がします。

漫画「アルバの少年と地獄の女王」。
あまり見ない世界観の中に個性的なキャラクターと緻密な物語の進行を丁寧に組み込んだ作品で面白いです。次巻で完結のようですが、綺麗にまとまってくれるといいなと思っております。

2023.11.12
壊れる

今度はWifiルーターがお亡くなりに。三年ほど使ったのですが可動部品もない製品なんだからもう少し長生きしてくれそうなものだがなあ、と思わなくもなく。

我が家の耐久家財におかれましては、今年に入ってから既にスマホ、冷蔵庫、掃除機、クーラー、自転車、PCと結構な数の買い替えとなっていたところにさらなる追加となりました(クーラーの費用は家主払いだけど)。あまりに神様に愛されてなさすぎ、って感じでございます。かなり痛い出費となっており、ちょっと節制しないとですね。

2023.11.7
次は√2だ

ゴジラ-1.0を地雷映画男を巻き込み日比谷で鑑賞。
とても良くできた作品でした。お金を払って観るべき作品です。「君たちはどう生きるか」が無ければ本年の最優秀作でした。

脚本も映像も高いレベルで実によくまとまっていたので、とやかく言うのは野暮だと思うんですが、可能な限りネタバレを避けていくつか。

●もう喚く叫ぶの演技は止めてもいいのでは無いか。最近はだいぶ減って来たとは言え、未だに日本の俳優さんは喚く、叫ぶで感情を演じようとする傾向がありすぎます。英語圏どころかインド映画でももっと冷静だよなあ、普通に話せないのか日本の俳優さんと常に思っております。今回の映画は他の出来がとてもよかった分、この点がとても気になりました。

●シン・ゴジラの皇居最短距離到達記録にあえて挑戦せず、今回は有楽町駅までで終わったんですが、現地で映画を見ていた(笑)人間の感想として、駅からあの方向に発射したら、皇居もGHQ本部も吹き飛んでません?爆発の規模からすると国会議事堂も吹き飛んでる可能性が高く、あの段階で日本の政治中枢、消滅してません?まあ虚構の中の些細な事であり、そんなん気にしなければ問題はないんですが(笑)。

●監督&脚本の方の知識が凄まじいレベルで、これだけの「知識」を持って映画を造った方は日本では黒澤明と宮崎駿監督だけでは?正直驚きました。パラベーンの使い方を知っている、磁気機雷対策を知っている、終戦時の高雄の場所と状況を知った上で微妙な嘘で虚構に取り込んでいる、深海圧力という発想、いやはや凄いです。勉強家の方だと思います。

●最後の最後、操縦席に書かれた赤文字のドイツ語、判る人だけに判る伏線でちょっと感動。よくまあそんな事まで知ってるなあと思う。ただし第二次大戦期のドイツ式脱出装置は火薬による射出式ではなく圧縮空気で座席を浮き上がらせた後、機体後方の負圧で外に引き出しレールで後方に投げ出すだけです。He162ではパイロットがエンジンへの直撃を避けるために天蓋(キャノピー)をここにぶつける(というか吸い込ませる。脱出時にエンジンは切らない)のですが、あの機体では後方に流れて行くパイロットはプロペラでミンチに…。そんなの要らぬという気もしますが、プロペラを爆破で吹き飛ばすカットが一つあればよりステキでした。そんな細かいツッコミはどうでもいいほどによく出来た映画なので、何の問題もありませんが。

●子供がメチャクチャかわいい。とてもかわいい。あの子を見るだけでもこの映画を観に行く価値があります。

以上、とりあえず凄い映画でした。ちょっとでも興味がある人はぜひお金払って観に行きましょう。

2023.11.6
ブラジル

F-1ブラジルGP、レッドブル事実上ホンダが勝利。これで年間最高勝率記録まであと2つです。

ちなみにレース後の無線でレッドブルのスタッフが、勝率でアスカリを上回った、とフェルスタッペンに言っていいたのは1952年の8戦6勝、勝率75%の事。ただしこの時代のF-1はF-2と厳密な区別が無い、そもそも全レース出走したドライバーは一人もいない、アスカリは最も多い7レースに出走してる(7レース走ったドライバーはたったの二人だけ)、というメチャクチャな時代ですから、数字に意味は無いかと。他の多くのドライバーは5レース以下の出走ばかりですから、そりゃ6勝なんてできんわ、という。それでも記録は記録、と言われればそうですがね。そんな神話時代の記録すら破っちゃたんですから、今年のレッドブル事実上ホンダとフェルスタッペンは銀河の歴史に残る強さでしょう。

そして角田選手、スプリントレースで6位、本番レースで9位と両方でポイントを取り、一気に5ポイント稼ぎました。アルファタウリの車がようやくまともになって来た、という感じですがせめて夏休み明けの段階でこの車だったらなあ。そしてベテランにしてトップクラスドライバーの一人であるリカルドと互角以上、個人的には上を行っていると思われる走りを見せており、やはり才能あるんだよね、と思っております。年内に表彰台、なんとか手が届いて欲しいけど…

2023.11.2
飛行

人工衛星は深夜には決して見えない。
自ら発光せず、太陽光を反射する事で視認されるから、地球の影に入ってしまう夜間の空だと全く見えなくなるからだ。例外が日没&日の出後二時間前後の暗い空。この時、地平線の陰に隠れて地上は暗くても上空100㎞以上ならまだ太陽光は当たっているため、その反射で人工衛星が良く見える時間帯となる。

さて、何が言いたいの、というと地平線の上の日差しが当たるのは何も衛星軌道のような高高度に限らない、という事。
すなわち一万m前後上空でも地上より遅くまで&先に太陽光があたるので、高高度を飛ぶ飛行機も、この時間帯に暗くなった地上から見ると明るく光って見える事がある。

では結論。その時間帯に金属光沢を持つ物体が一定の高度を飛んでいる場合、明るく輝いて見えるだろう。すなわち昼間は見えないような小さい物体でも、太陽光の反射と背景の暗い空のおかげではっきり見える事になる。問題はそれは一体なんなのだ、という話。ここしばらく日の出前の時間に夜空を見上げる機会があったのだが、二度ほど、航空灯無しで凄まじい速度で北から南に飛び去る、赤く光る何かを見る事に。誰も騒いで無いので、私の目の錯覚という可能性もありますが、そんな時間にだれも夜空を見てない(ほぼ天頂付近である)、という可能性も捨てきれず。ちなみに拙僧は人工衛星はもちろん、流星も火球も見た事ありますが、違いますね。

でね、アメリカ軍の統合異常問題解決室、All-domain Anomaly Resolution Office のホームページ見ると(一番下にUAP Videosがある)、飛んでるんだよね、そういった太陽光を反射する正体不明のものが。あれま。世の中はまだまだ判らんことがあるなあ、と思いまする。

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